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準2級プラス:準2級との違いと対策

英語学習 準2級プラス:準2級との違いと対策

 

準2級から2級にスムーズにステップアップできるように、2025年度から「準2級プラス」が実施されます。「準2級プラス」は試験時間をはじめ、問題形式と問題数は2級と同じで、内容は2級の試験をやさしくした感じです。そのため、2級対策としても活用できます。

 

準2級の受験経験がある方が「準2級プラス」を目指す場合、どんな違いがあるのか見ていきましょう。

 

準2級と準2級プラスはどう違うか?

  • 試験時間:
    • 一次試験(筆記):準2級は80分 → 準2級プラスは85分。(リスニングテスト時間は変わらず25分)
    • 二次試験(面接):準2級は約6分 → 準2級プラスは約7分。

  • 問題形式・問題数:
    • リーディング:
      • 短文の語句空所補充:準2級は15問 → 準2級プラスは17問
      • 長文の語句空所補充:準2級は2問 → 準2級プラスは6問
      • 長文の内容一致選択:準2級は7問 → 準2級プラスは8問
      • 準2級にあった会話文の空所補充の5問は、準2級プラスではなくなる
    • ライティング:
      • 準2級では意見論述1問とメール1問 → 準2級プラスでは意見論述1問と英文要約1問
    • リスニング:
      • 会話・文の内容一致選択:準2級は各10問 → 準2級プラスは各15問
      • 準2級にあった会話の応答文の選択15問は、準2級プラスではなくなります。

    • スピーキング:
      • 音読するパッセージ:準2級は50語程度 → 準2級プラスは推定55語程度。
      • パッセージについての質問1問は変わらず。
      • イラストについての質問:準2級では2問(人物の行動描写、人物の状況説明) → 準2級プラスでは1問(3コマのイラストの展開説明) 
      • 受験者自身の意見を求める問題数:準2級も準2級プラスも変わらず2問。

 

では、準2級プラスに向けて準備するには何をしたらいいのでしょうか?以下でご説明します。

 

準2級プラスの対策

 

1.社会的な話題に関心を持つ

準2級プラスでは、身近な社会的な話題が出題され、準2級より内容が広がります。例えば、地元産の食品やにおいの重要性、ボランティアに関するEメールなど、高校生にも身近なテーマが扱われます。日頃から社会ニュースに目を向け、英語での表現を学ぶことが重要です。2級ではさらに踏み込んだ社会的な話題が出題されるため、準2級プラスの先を見据えて簡単な英語ニュースを読むのも有効です。

 

2.重要文法を定着させる

準2級プラスでは、読解とライティングの正確性を高めるために、使役動詞(make, have, let, get)や関係代名詞をしっかりと理解しておくことが重要です。過去分詞・現在分詞の後置修飾、形式主語・目的語のitとto不定詞の役割など、基本的な文法事項も再確認しましょう。2級へのステップアップのためにも、文法知識を継続的に見直し、確実なものにすることが大切です。

 

3.語彙力を強化する

準2級よりも抽象的で、かつ社会的な語彙が増えるので、語彙力を強化する必要があります。単語を見る頻度を増やして、少しずつ語彙力を強化していきましょう。

 

 

これらを踏まえて準2級プラスに向けて準備してみてください!

 

 

講師:安達直子

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