欠席を繰り返す態度は絶対に伸びません(藤本)
指導についてこんにちは。渋谷校講師の藤本です。今日は僕の悩みを書きます。
残念なことですが、渋谷校は当日欠席が異常に多いです。当日に特に理由もなく「今日は休みます」とLINEを入れてくる生徒さんが非常に多い。中には連絡もせずに来ない生徒さんもいます。本当はこんなことは言いたくないのですが、欠席が癖になっている生徒さんは伸びません。
英語は日々の継続が命です。毎日毎日英語を読んで、覚えて、聞いて、思い出して、書いてみたり話してみたりして、自分のストレスポイントを発見して、そこを直そうと工夫して、さらに覚えて、練習して、こういうことを毎日繰り返して、はじめて上達します。毎日です。プロとして教えている僕でもやっています。
中高生の皆さんはそもそも英語を知らないのだから、なおのことやらないといけません。学校でも授業があったり課題が出たりしていると思いますが、時間がないとか、遊びたいとか、そういった理由で英語を毎日やっているわけではないでしょう? それなのに適当な理由で塾を休むというのは一体どういうことでしょうか。英語を伸ばしたくない、そんなものは別にどうでもいい、そういう意思表示だと受け取っています。
僕は断言するのですが、英語に限らず、何か苦しいことを前にして避けたりサボったり休んだりやめたりするような人間は、何事においても上達は見込めません。厳しいですが事実です。
中高生の学習者の皆さんはこの事実をわきまえた方がいいと思います。あなたの代わりに誰も勉強してくれませんよ。自分でやるんです。自分の頭で。自分の身体で。
「いや、家で毎日やってますから…」「一回だけですから…」
そんな声が聞こえてきそうです。が、僕からするとこういうことを言ってしまった時点でその人間は終わりです。自分を反省することもなく嘘をついて、その嘘を真実だと思い込んで、一番やらなくてはいけない努力という選択肢を自ら断っているのですから。一生そうやって言い訳をし続けるのだと思います。残念ですね。
僕は指導の現場でずっと言い続けているのですが、やりたくないことはそもそもやらなくても良いです。英語を別にやりたくないのに、イヤイヤ英語塾に来る必要はありません。勉強したくないのであれば、しなくても良いです。別に嫌味で言っているのではありません。貴重な時間とお金が関わりますから、別のこと、やりたいことに費やした方が間違いなく絶対に良いです。
「じゃあ辞めます」
はい、どうぞ。ぜひ辞めてください。といいたいところですが、先に書いたように、苦しいから辞めるが当たり前になっている人間は生涯で何も達成できません。辞めたい、だから辞める。結構です。でも、それで良いんですか? あなたの人生の問題です。苦しいから辞めるじゃないんです。苦しいからやるんですよ。人生生きていたら苦しいことだらけです。そこから目を背ける人間にはなってほしくないです。
「モチベーションが出ません」
何をわけのわからないことを言っているのですか。やっていない人間にモチベーションなんかあるはずがありません。モチベーションは努力を重ねた人間の特権なんです。苦しいけど毎日毎日やってみるんです。そうするとしぜん上達してます。当たり前です。伸び代しかないんですから。モチベーションとか向上心とかが出てくるのはまさにその時です。「あれ、なんかできるようになったな」と、感じたこの瞬間です。最初からモチベーションなんかありません。それを得たいなら苦しんでください。まずは取り組んでください。
辞め癖がついている方は、直すなら中高生である今の時期だけだと思ってください。大人になると脳がどんどん頑固になっていって、自分の考えに固執して、耳が痛い考えは適当に理由をつけてどんどん排除するようになってきます。まだ脳が柔らかいうちに、自己を振り返り、過ちがあるならばまずは認めて、どうすれば治るかを一歩ずつ(たとえ亀の一歩でも)改善していきましょう。
あまり快く読めるものでもないでしょうが、今日は僕がずっと思っていることをあえて書きました。まずは苦しんで力をつけていきましょう。当日欠席はしないでください。